慢性閉塞性肺疾患患者におけるLate Evening Snackの効果についての検討

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日本静脈経腸栄養学会雑誌, 2017, 32 巻, 5 号, p. 1522-1525

結論

COPD 患者においてLate Evening Snack(就 寝 前 軽 食 摂 取 療 法 ( 以 下 LES)が栄養状態,筋力, 歩行状態の改善に有効であった。

目的

慢性閉塞性肺疾患(以下,COPD と略)患者の約 70% は,エネルギー摂取量の減少と安静時消費エネルギー 増大から,エネルギー不足となり筋タンパクの異化が亢進することなどにより体重減少が認められるLESは ,肝 硬 変 患 者 に 対 し て 行 わ れ る ,グリコーゲン貯蔵量の減少による夜間の 飢餓状態を避けるための食事療法である。COPD患者においても早朝飢餓状態に陥る可能性があると考え,LESの効果を検討した。

方法

COPD患者15名を対象とし,体重,血液生化学検査,体組成,筋力,栄養状態,日常生活動作,歩行・バランス機能を1介入時2 2 週間の1日3回食摂取後32週間のLES併用後の3期で評価し,比較検討した。

結果

LES 併用後, Mini Nutritional Assessment-Short Form(P<0.01)・体重・血清アルブミン・トランスサイレチン・上腕周径・握 力・下肢筋力・Timed up and go test(P<0.05)に有意差を認めた。

管理人の都
管理人の都

LESは肝硬変患者に対して有用なのは有名で、管理栄養士国試にも出題されるかと思いますが、COPDにも有用です。しかし私は不勉強で知りませんでした。同僚に確認するとみんな知っていて恥ずかしかったです(笑)。本文を読んでみると使われている栄養剤はペムパルアクティブでした・・・終売してますね。ペムパルアクティブのスペックは容量125ml、200kcal、タンパク質10g(うちBCAA2500mg)ですから、他のONSで対応可能ですね。

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