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病院栄養士が国家試験過去問を解く【臨床栄養のみ】vol.3

この記事を書いている私は現役の病院栄養士ですが、知識の確認するために国試(臨床栄養の領域のみ)の過去問をチェックしました。 その3回目となります

栄養士の卵さんは勉強の足しに。 この記事を読んでおられる現役の栄養士さんは読み物として、気軽に読んで頂ければ幸いです。

✓本記事の内容

第33回管理栄養士国家試験の臨床栄養の分野のみ 5問

過去問は第33回管理栄養士国家試験を参照することにしました。厚生労働省のホームページからの印刷です。解答も同ホームページを参照しました。※厚労省のHPでは公開が終了しています

問題①(国試番号32)

脳血管障害に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. ラクナ梗塞は、脳動脈瘤がリスク因子である
  2. 一過性脳虚血発作(TIA)は、脳出血の前駆症状である
  3. 脳出血は、頭部CTで低吸収領域として示される
  4. くも膜下出血は、症状に激烈な頭痛がある
  5. 脳塞栓は、症状発現が緩徐である

問題②(国試番号33)

腎臓の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. 原尿は尿細管で生成される
  2. 糸球体に流入する血液は、静脈血である
  3. アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する
  4. バソプレシンは、水の再吸収を促進する
  5. 糸球体ろ過量は、腎血流量の約90%である

問題③ (国試番号34)

腎・尿路系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. 急激な腎血流量減少は腎前性急性腎不全の原因になる
  2. 糖尿病腎症の第4期は、たんぱく尿の出現で判定される
  3. 慢性腎不全では低リン血症がみられる
  4. 腎代替療法のうち最も多いのは、腎移植である
  5. 無尿は透析導入の必須項目である

問題④ (国試番号35)

内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. 原発性アルドステロン症では、高カリウム血症がみられる
  2. 甲状腺機能亢進症では、徐脈がみられる
  3. ADH不適切分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症がみられる
  4. 褐色細胞腫では、低血糖がみられる
  5. クッシング症候群では、中心性肥満がみられる

問題⑤ (国試番号36)

神経疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. 脚気では、末梢神経の障害がみられる
  2. 葉酸欠乏症では、脊髄の変性がみられる
  3. レビー小体型認知症の原因は、脳血管障害である
  4. アルツハイマー型認知症では、パーキンソン病様症状がみられる
  5. パーキンソン病では、錐体路の機能障害がみられる

つづく

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