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病院栄養士が国家試験過去問を解く【臨床栄養のみ】vol.4

この記事を書いている私は現役の病院栄養士ですが、知識の確認するために国試(臨床栄養の領域のみ)の過去問をチェックしました。 その4回目となります

栄養士の卵さんは勉強の足しに。 この記事を読んでおられる現役の栄養士さんは読み物として、気軽に読んで頂ければ幸いです。

✔本記事の内容

第33回管理栄養士国家試験の臨床栄養の分野のみ 5問

過去問は第33回管理栄養士国家試験を参照することにしました。厚生労働省のホームページからの印刷です。解答も同ホームページを参照しました。※厚労省のHPでは公開が終了しています

解説はこの記事を書いている都が実臨床の栄養士業務を意識して行いました

問題①(国試番号37)

肺炎に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. クリプトコッカスは、細菌性肺炎の原因となる
  2. 肺炎球菌は、非定型肺炎の原因となる
  3. 市中肺炎は、入院後48時間以降に発症した肺炎である。
  4. 院内肺炎は、日和見感染であることが多い
  5. 誤嚥性肺炎は、肺の上葉に後発する

問題②(国試番号38)

骨に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. 骨の主な無機質成分は、炭酸カルシウムである
  2. 骨端軟骨は、骨端の関節面を覆う
  3. 骨への力学的負荷は、骨量を増加させる
  4. 骨芽細胞は骨吸収を行う
  5. ビスホスホネート薬は、骨吸収を促進する

問題③(国試番号39)

神経系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 交感神経が興奮すると、消化管の運動は亢進する。
  2. 副交感神経が興奮すると、唾液の分泌は減少する
  3. 摂食中枢は延髄にある
  4. 三叉神経は、味覚の伝達に関与
  5. 味蕾は、味覚の受容器である

問題④(国試番号40)

生殖器の構造と機能に関する記述である。正のはどれか。1つ選べ

  1. 卵巣は、卵胞刺激ホルモンを分泌する
  2. 子宮は、底部で膣と連続している
  3. 子宮内膜の増殖は、エストロゲンで促進させる
  4. 前立腺は内分泌腺である
  5. 精子は精嚢で作られる

問題⑤(国試番号41)

貧血に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. ビタミンB6欠乏は、巨赤芽球性貧血をきたす
  2. 銅の欠乏は、再生不良性貧血をきたす
  3. 溶血性貧血では、ハプトグロビン高値となる
  4. 腎性貧血では、エリスロポエチン高値となる
  5. 鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能(UIBC)高値となる

つづく

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