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病院栄養士が国家試験過去問を解く【臨床栄養のみ】vol.5

この記事を書いている私は現役の病院栄養士ですが、知識の確認するために国試(臨床栄養の領域のみ)の過去問をチェックしました。 その5回目となります

栄養士の卵さんは勉強の足しに。 この記事を読んでおられる現役の栄養士さんは読み物として、気軽に読んで頂ければ幸いです。

✔本記事の内容

第33回管理栄養士国家試験の臨床栄養の分野のみ 5問

過去問は第33回管理栄養士国家試験を参照することにしました。厚生労働省のホームページからの印刷です。解答も同ホームページを参照しました。※厚労省のHPでは公開が終了しています

解説はこの記事を書いている都が実臨床の栄養士業務を意識して行いました

問題①(国試番号43)

免疫・アレルギー疾患とその特徴的な症候の組み合わせである。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. 糸球体腎炎→低血圧
  2. 強皮症→蝶形紅斑
  3. シェーグレン症候群→唾液分泌低下
  4. バセドウ病→体重増加
  5. 橋本病→眼球突出

問題②(国試番号44)

感染症の感染経路に関する記述である。誤っているのはどれか1つ選べ

  1. 結核は空気感染である
  2. コレラは、水系感染である
  3. アニサキスは、いかの生食で感染する
  4. 風疹は、胎児に垂直感染する
  5. C型肝炎は、経口感染である

問題③(国試番号73)

たんぱく質とアミノ酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. たんぱく質の摂取量が不足すると、窒素出納は正になる
  2. たんぱく質の摂取量が増加すると、尿中への尿素排泄量は減少する
  3. アルブミンの合成は腎臓でされる
  4. トリプトファンは、パントテン酸に変換される
  5. バリンは、糖新生に利用される

問題4(国試番号74)

摂取するたんぱく質の量と質の評価に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ

  1. 無たんぱく質摂食時には、窒素の糞便中排泄は無い
  2. アミノ酸インバランスは、可欠アミノ酸の過剰摂取より起こる
  3. 正味たんぱく質利用率は、たんぱく質栄養価の化学的評価方法である
  4. 小麦たんぱく質の第一制限アミノ酸は、リシンである
  5. アミノ酸の補足効果は、卵白たんぱく質に対して発揮される

問題5(国試番号75)

糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ

  1. 腎臓は糖新生を行う
  2. 吸収された単糖類は、リンパ管を介して肝臓に運ばれる
  3. 肝臓は、グルコースから脂肪酸を合成できない
  4. 骨格筋は、グルコース6-リン酸からグルコースを生成する
  5. 脳は、飢餓の時にケトン体を利用する

つづく

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