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【誤差】献立作成時の栄養価の許容範囲は?

結論:病院ではエネルギー±100kcal ・その他の栄養素数値は5%以内。

一般的な基準として、エネルギーに関してはプラスマイナス100kcal以内、栄養素の誤差は5%以内が目安されているようです。ただし、病院や施設によっては厳密なマニュアルや手順書が存在する場合もあり、施設の事情に合わせて献立を作成して下さい

  • ±5%根拠は食事摂取基準の数値がそもそも丸めにされているから(食事摂取基準2020のp22参照)
  • 常食(普通食)は4週間の平均を揃えると良い。献立作成は一日単位で管理されることもありますが、その一日で無理やりに調整する必要はなく、月ごとに平均値を出すことが一般的です。献立作成の目的は、栄養素の摂取量を一定の範囲内に収めることであり、その範囲に留まっているかどうかを確認することが重要です。
  • 糖尿病食などの特別食加算においては、3日以内で合わせた方が良いと考えらえます。理由は血液データをモニタリングする際のデータのブレを少なくして、治療効果判定に影響が少なくなる様にするためです

明確な答えはありませんが、食事摂取基準を確認して、ご自身の施設によって調整するのが良さそうです。

★ラジオで解説を話しています

stand.fm
ep4-1 献立作成時の栄養値の誤差の許容範囲は? - 病院栄養士のゆめうつつ | stand.fm #コラボ収録 ■誤差範囲の回答 ・病院ではエネルギー±100kcal ・その他の栄養素数値は5%以内。理由は数値が丸めにされているから(食事摂取基準2020のp22参照) ...

おしまい

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